私の手に触れてよ・・ 鮮血で染メラレタ、コノ手を触ッテヨ・・  オ願イ、私ヲ愛シテ・・
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昔 妖狐ありけり
その狐 九つの尾あり
その尾一度振らば 山崩れ津波立つ
これに人ども 忍の輩集めける
わずか一人が忍の者 生死を賭け これを封印せしめるなり
その者死にけり
その忍の者 名を四代目火影と申す・・・





先日、職場の職員さん2名が相次いで退職した。
優しくて、仕事で困った事があると
いつも助けてくれた。

退職理由。



一人は業務内容に不満があって。
まだまだ介護初心者の私には理解できないような
細かな問題が、どうしても我慢できなかったと言う。



もう一人は、利用者からの「暴力」に耐え切れずに。



「暴力」といってもその範囲は広い。
言葉の暴力や性的な暴力
文字通り、力による暴力も含まれる「暴力」。
これにより退職を決めたそうだ。

認知症やアルツハイマーを持つ人とのコミュニケーションは
とても難しく、何を考え何を思っているのか
理解することは並大抵のことではない。

その起爆スイッチも、いつ何時押されるかわからない。

押されたら最後、しばらくは興奮状態が続いてしまう。
食事の際には茶碗をひっくり返し
着替えや更衣の介助時にはプロレスが始まってしまう。
もちろん全ての利用者がそういう行動をとるわけじゃない。
穏やかに時を過ごされる方がほとんどだ。

ただやはり、職場の9割以上が女性なので
男性の利用者が暴れだすと
それはとてつもない「暴力」となってしまう。
実際問題、あるお爺ちゃんをお風呂に入れてあげようとした際
腕を引っかき傷だらけにされた事が私にもある。


そんな時、最も恐れていた事が起きてしまう。
再就職した時から、心の奥底に封じ込めていたモノ・・・








ジンルイ、ミナゴロシの精神








大概の職員さんは、そういった起爆スイッチを押してしまった場合
興奮が収まるまでその場を一旦離れる。
怖いのと、危険を回避する為に。
恐らくそれが、お互いの為にも最善の方法なんだと思う。




でも、私は違う・・・。




問題から逃げだしたくないというのもあるけど
絶対にその場を離れない。
逆に、どんどん顔を近づけてあげる。
当然、更に暴れだしたり殴りかかってきたりする。

退職される女性職員さんは
この暴力行為がトラウマになったという。




でも、私は違う・・・。




モット、ヤッテミセロヤ・・・コロスゾ・・・




今更、暴力に対して何とも思わないし
暴れだすと、胸が踊ってワクワクしてしまう。
封じ込めていたモノが、鎌首をもたげて
体の中からドロドロと流れ出てしまう。












この仕事に就職をするまでは、それでもよかった。
でも、これじゃいけない。
もう一度深く考えてみた。




何の為に介護の道を選んだのか?




金の為?安月給なのでこれは違う。
世の為人の為?そんな崇高な思想は持ち得るハズがない。

だったら何故??







母ちゃんへの罪滅ぼし






やっぱりコレだ。

知らぬ間に年老いて
いつ死ぬかわからない母ちゃんに関心すら持たず
こんなオッサンの年になるまで
何一つ、親孝行や恩返しも出来ずに生きてきた。
そのせめてもの罪滅ぼしに
この仕事を選んだのだ。





心の中の化け物なんかに負けてる場合じゃない。
これからもずっと
この九尾を封じ込めながら、働いていくのだ。


・・・火影として(笑


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コメント
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2007/05/16(水) 09:59 | | #[ 編集]
どんなに離れてても 心はそばにいるわ
》    さん
一瞬、誰かわからなかったよ(笑

あんまり書けないけど
「負けないで」
泣きたくなったらいつでもおいで
胸を貸してあげるから・・・ね(笑
2007/05/22(火) 19:51 | URL | 阿弥陀バッサリ丸 #SeJwCpRM[ 編集]
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